残念なニュース。
介護士による虐待の問題は後を絶たない。
今日、テレビを見ていると『介護士が利用者に虐待、逮捕』との報道が目に飛び込んだ。
なぜ虐待が起きてしまうのか・・・。
認知症についての理解不足など「教育・知識・介護技術などに関する問題」
「職員のストレスや感情コントロールの問題」
などが理由のようだけれども・・・。
私が思うに、介護士は『現場のプロ』という位置づけで、ただ単に業務をしていれば良いということではないと思う。
人を相手にする仕事であるから、認知症や病状の勉強をしないとならないし、技術を磨くことも求められる仕事で、なによりも感情のコントロールが大切だと思う。
私自身も、殴られたり、引掻かれたり、暴言を浴びせられたり・・・イライラすることもあるけれど。
どうして、利用者がそうなるのか、背後に隠れている『問題』を見つけてあげることで解決できる場合もある。
人を看る・・・ということは一人では無理だし、施設全体で取り組まないといけない問題でもある。
介護は、いわゆる3kと呼ばれる職種だけれども、やり甲斐があるし、感動だってある。人と人とが心を通わす素敵な仕事だと思っている。
高齢化の時代はまだまだ続きそうだけれど、虐待のない穏やかな生活が両者共に訪れることを切に願う。
苦手から得意へ。
はじめて介護士の仕事に就いた日。
トランスファー(移乗介助)が恐怖でしかなかった。
数日は見学のみだったけれど、どの先輩の介助を見ても、柔道の投げ技のようにしか見えていなかった。
※その先輩が荒っぽかった訳ではない。
早く一人立ちしなければ・・・という焦りから、道理無視の、完全に見様見真似の無茶なトランスファーをしてしまった。
案の定、患者様を激しく落とし、普段しゃべらない方なのに「痛い」という発語を引き出してしまった。
今思うと誰かと一緒にやれば良かったと思う。
10年以上前は、新人教育も行き届いていないのが現状だった。だから、トランスファーの基本が理解できていなかったのだ。
それから時が経ち、動画サイトでもトランスファーの動画がアップされるようになった。
ボディメカニクスを理解し、様々な方法を覚えて、今では難なく介助できるようになった。重い人や立位が不安定な方も、事故なく安全に介助できるようになった。
たまに力任せだったり、持ち上げる介助をしている先輩もいるけれど、私は『持ち上げない』介助を心掛けている。
風林火山。
「この場所は良い所だよ」と言われたから、友と日帰り旅行を決行。
いわゆるパワースポットと呼ばれる場所に行く。
雨の日が少なかったから、水量が少ないかなと心配していたけれど、見事な滝が見れた。
曇っていたからあまり『光』を感じられない。だけど、大自然を感じ、気持ちよさ・心地良さを存分に味わう。
やはり自然の力は偉大だ。
私は、スピリチュアル的なものには鈍感だから、『神』とか『霊的』なものはよく分からない。
体で感じている気持ち良さだけで、私は十分幸せだと思う。
話は変わり、車中でこんな話題になった。
もし、万が一、武田信玄の埋蔵金を見つけてしまったら・・・小判1枚くらい貰えるものなのか・・・。
討論の結果、国が没収するだろう・・・という結論で話は終わる。
歴史を辿りながら、その土地に眠る『ロマン』を感じてみるのも、旅の一つとして楽しいものだと感じた。
健康第一。
今週のお題:『運動不足』
幼少期から、運動は好きではなかった。
マラソンや球技も苦手で、スポーツテストは地獄のようにしか感じられなかった。
そんな私は、とても肥えていた・・・。
身体的活動より食欲の方が増していて、気が付けば肥満一歩手前まで私の体は追い詰められていた。
不思議なことに太っているという自覚は全くなかった。
服のサイズは当然Lサイズ、体重も標準よりも倍・・・だけど、あまり感じられなかった。
ある日、友達と旅行に行ったときの写真を見て、私は驚愕した。
半袖の服から出るむっちりとした腕。パンパンになっているジーパン。丸い顔にお腹の脂肪・・・。写真に写った自分を見て、はじめて自分が普通ではないことに気づいてしまった。
痩せなくては―。
いろんなダイエット法を試してみたがどれも駄目で、行きついた究極のダイエット法は、『運動と食事制限』だった。
水泳をやり、ジムに通い、一世風靡したビリーをやり、友達とスケボーをやり。
糖質制限、炭水化物制限、野菜中心の生活を心がけ・・・。
肥満一歩手前だった体重は、1年間で10キロの減量に成功した。
体重も標準になり、なにより体が軽くなり、仕事中も疲れを感じにくくなった。
ずーっと体重をキープしてきたけれど、今は秋。食べ物が美味しい季節に突入し、ちょいと気持ちも緩んでしまっている。
体重の変動が気になるこの頃なので、手遅れになる前に、また運動に励んでみようと思う。
見上げてみれば。
幼少期の頃、『夜空』を見上げるのが好きだった。
星空に感動し、赤い月が不気味に見えて、三日月になぜか切なさを感じて・・・夜空は、いろんな感性を与えてくれる。
いつからか、私は夜空をあまり見なくなった。
夜道を歩くことがなくなったし、夜は大概家に籠っている。
幼少期に思いを馳せていた夜空は、遠い過去のように、私の記憶から薄らいでいくような気さえしていた。
だけど、今日は十五夜だ。
あまり意識して来なかったけど、今日は夜空を見ようと心に決めた。
十五夜だけど今日は満月ではない。そういう十五夜もあるようだ。
だけど、肉眼では分からない。私の目には、真ん丸に見える。
とても美しい月が、そこにあった。
見る機会が減ってしまった『夜空』だけど、たまには夜道を散歩して、幼少期の頃のように思いを馳せるのも悪くないと思った。
贅沢なひととき。
今週のお題:『好きなおやつは何ですか?』
私が生まれた時からすでにあった『ドーナツ』。
甘くて、美味しくて、とても好きな食べ物だ。だけど、それが食べられるときは滅多になく、『特別な日』くらいにしか登場して来なかった。
誕生日だったり、クリスマスだったり、なにかのイベントのついでという感じで、定番なおやつではなかった。
大人になり、ドーナツもコンビニで買える時代になってから、おやつとして食べる機会も増えた。しかも値段も安い。
私の休日に度々登場することになった。
お茶とセットにすると、なんてことない平凡な休日が、ちょっとおしゃれで贅沢な時間へと変化していく。
それが最近のささやかな幸せだ。