残念なニュース。
介護士による虐待の問題は後を絶たない。
今日、テレビを見ていると『介護士が利用者に虐待、逮捕』との報道が目に飛び込んだ。
なぜ虐待が起きてしまうのか・・・。
認知症についての理解不足など「教育・知識・介護技術などに関する問題」
「職員のストレスや感情コントロールの問題」
などが理由のようだけれども・・・。
私が思うに、介護士は『現場のプロ』という位置づけで、ただ単に業務をしていれば良いということではないと思う。
人を相手にする仕事であるから、認知症や病状の勉強をしないとならないし、技術を磨くことも求められる仕事で、なによりも感情のコントロールが大切だと思う。
私自身も、殴られたり、引掻かれたり、暴言を浴びせられたり・・・イライラすることもあるけれど。
どうして、利用者がそうなるのか、背後に隠れている『問題』を見つけてあげることで解決できる場合もある。
人を看る・・・ということは一人では無理だし、施設全体で取り組まないといけない問題でもある。
介護は、いわゆる3kと呼ばれる職種だけれども、やり甲斐があるし、感動だってある。人と人とが心を通わす素敵な仕事だと思っている。
高齢化の時代はまだまだ続きそうだけれど、虐待のない穏やかな生活が両者共に訪れることを切に願う。